その昔、じゃマールとかいう月刊誌に出会い系というカテゴリがあってだな

「出会い系」という言葉は、いつからあるのだろう。

じつは、出会い系という言葉は20年以上も前から存在する。そもそも「出会い系」という言葉が一般に認知されたのは、ある情報誌がきっかけだった。その情報誌というのが天下のリクルートが発行していた個人情報誌の「じゃマール」だ。

「あの、リクルートが出会い系みたいなことをやっていた!?」

気になる方は、このまま読み進めてほしい。

出会いの情報誌「じゃマール」とは?

「じゃマール」というのは1995年11月から2000年6月まで日本で発行されていた月刊の個人情報雑誌だ。発行主体はリクルート子会社(当時)の「株式会社リクルートフロムエー」で、その内容は”個人間売買と不特定多数との出会いの仲介”だった。キャッチコピーは「売る・買う・出会う・個人情報マガジン」。ざっくり言えば個人広告を集めただけの雑誌で1冊440円である。

ジャンルごとに○○系と分けられており、そこからさらに複数の○○族という分類がなされていた。

こちらの参考画像に注目してほしい。(雑誌が入手できなかったので当時のじゃマールネット版、「じゃマールON THE NET」より引用します)

じゃマール カテゴリ 出会い系

左上に「出会い系」とあるのがわかるだろうか。 

読者投稿型のコンテンツ(文通コーナー等)はもともと多くの雑誌が取り入れていたのだが、大手のリクルートがそれをやるのですから広まらないわけがない。

このようにして「出会い系」という言葉は「じゃマール」によって一般に認知されていった。

「じゃマール」の出会い系カテゴリで実際に出会えたのか?

ところで実際にじゃマールで出会いはあったのか?

結論からいうと、じゃマールは、じつは今の出会い系よりもずっと出会えた。今よりも個人情報という概念が希薄な時代で誌面に自宅固定電話番号や顔写真を載せてる子も結構いた。当然、応募してくる者も同様である。お互いの本気度は高かったものと思われる。

たとえば女性でしかも顔写真付きでこんな投稿があった。

タイトル:これ以上の男,早く私の前に現れて!
本文:大卒。身長175cm以上。諸星or長瀬or松岡似でスポーツマン22~28才かっこいい上に私をあきさせない人 写真同封(原文ママ)

岐阜県25才女性 自営業手伝い

けっこうかわいい雰囲気の子が不特定多数に向けてこんな広告を載せるのだ。今だとSNSで拡散されて一躍ネット有名人(悪いほう)になれるだろうね。

当然、若い男性も出会えるとあって必死。(こちらも顔写真付き)

タイトル:たまごっちをプレゼント彼女&友達募集
本文:1つしかないたまごっち(注1)をプレゼントします,年下のかわいい彼女or友達が欲しいです。早く返事の欲しい方はベル番など教えてね写真同封で(原文ママ)

愛知県26歳男性 会社員

(注1)たまごっちは1996年にバンダイから発売されたキーチェーンゲーム機。1997年を中心に爆発的な人気を誇り、社会現象にまでなった。ブームが過熱し品薄状態が続くと、とくに白いデザインのたまごっちは希少価値があるとされひとつ数万円で取引された。たまごっちを手に入れるために売春行為まで行う若者が現れるなど社会問題にまで発展した。

初代たまごっち バンダイ
(出典:バンダイの歴史

たまごっちはただのキーチェーン型ゲーム機だけども、その希少性から1個数万円で取引されていたので、意外とバカにできない数の応募があったはず。

 

他にも、オジサンだって。(もちろん顔写真掲載)

タイトル:太った体形のお嫁さん募集
本文:可愛のどか,森公美子,ダンプ松本のような女性を捜しています。年齢不問,バツイチOK,お手紙よろしくネ(原文ママ)

江東区48歳男性 自営

「全国展開の個人情報誌で結婚相手を募集するのってどうなの?」そう思うかもしれない。実際に「じゃマール」がきっかけで結婚したカップルは相当数いたようだ。

じゃマールでお相手探しの手順

「じゃマール」では、読者は掲載したいジャンルを選んで、はがきでその内容を送ると、それがそのまま個人広告として誌面に掲載される。たとえば出会いなら「出会い系」というカテゴリがあり、さらにその下に「おともだちから族」「おつきあい族」「ケッコン族」と分類されるというわけだ。

それぞれの投稿には「趣味」「年齢」「内面」「外見」「地域」「職業」「その他」といったリクエストマークがつけられて目的がわかりやすいように配慮されていた。

掲載方法は、

  1. ダイレクトアクセス
  2. じゃメール
  3. じゃマッテル

以上の3方式。

「ダイレクトアクセス」は誌面に住所、電話番号、ポケベル番号、FAX番号、メルアドなどの個人情報を掲載して直接やり取りする方法。(今じゃ考えられないね)

「じゃメール」は、編集部に届けられた手紙を自宅に転送してもらうシステム。

「じゃマッテル」は掲載者が伝言システムを用意してそこにメッセージを吹き込んでもらう方式。

たとえばダイレクトアクセスは敷居が低いぶんたくさんの読者から反応があったが、次号発売までのあいだ、かなりいたずら電話も多く、したがって常時留守番電話で対応し、気に入ったものにだけコールバックするという方法をとる人もいた。

じゃマールの出会い。その後

この頃すでに伝言ダイヤル・ツーショットダイヤル、テレクラはあったのだけど、当然利用にはお金はかかる。それに対してじゃマールの投稿は基本スペースなら無料。また、前者が大都市圏の一部の層のみ利用する出会いの手段で後ろめたいイメージがつきまとうものだったのに対して、後者は大手リクルートの看板がありますから安心感は比べ物にならない。

当時ぼくは学生でしたが「じゃマール」はフリマ雑誌という程度の認識。つまり裏を返せば、”わかっている人”にはわかっている者同士(男女)で繋がれるし、もちろん「スレていない一般の若い子」との出会いも可能と……。

実際、じゃマールの出会いには警戒心の薄い若い子が多く、ある程度こっちを気に入ってから連絡をとってくるのでドタキャンも少なかったそう。

じゃマールと同様のコンセプトの個人情報雑誌として1996年に「わぁでぃ」(エイ・エム・ジー)が創刊。じゃマールのような個人情報雑誌はコスパのよい出会いの場となっていく。

しかし、1999年頃から競合するメディアとしてインターネットが台頭するのである。

さらに、じゃマールをはじめとした個人間情報交換誌を利用した犯罪行為が社会問題になっていった。個人間売買では、じゃマールを通じて偽ブランド品を販売した容疑で情報投稿者が逮捕された事例が発生したり、じゃマールを通じて友人を募集した少女が暴力団組員に脅迫された上に拉致され、風俗店で働かされて給料のほとんどを詐取されていた事例が発生するなど、さまざまな問題が起きていた。これらの問題は紙媒体であるじゃマールに限ったものではなく、インターネット上でも同様の問題を抱えているものであるが、紙媒体の場合は、責任問題その他の法的な問題や、警察捜査の受け入れその他の事務的負担が、すべて出版元であるリクルートフロムエーに降りかかってくる点がインターネット媒体と異なっており、同社も専用相談電話を開設するなどの対応を行ったが、その対応には一定の限界があった。

インターネットへの移行も進み、こうしたインターネット黎明期の出会いを支えた個人情報雑誌は衰退していった。

↓↓詳細はココをクリック↓↓ 出会い系ランキング情報
スマホ@出会い系
即系物件.com

即系物件.com管理人

投稿者プロフィール

本サイト「即系物件.com」管理人。元編集者。風俗、ナンパ、出会い系の記事を書いています。

出会い系サイトをはじめたきっかけ
その他、詳細については投稿者プロフィールへ

この著者の最新の記事

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ピックアップ記事

  1. 出会い系では兎にも角にも最初のメールの書き方次第で会えるかどうかが決まってくる。 現実には口下…
  2. 8月2日はパンツの日。唐突だが、パンツの日に合わせて、女性の使用済み下着を手に入れたいと思った。 …
  3. 「メンヘラーは母乳がでる」 メンヘラ以外でこのことを知っている人は個人的には相当な好き…

出会い系特集

  1. 2016-7-31

    スマホで出会える出会い系特集

    ぼくが若い頃は同級生の女の子がテレクラでオヤジと出会っていたが、 いまとなっては若い女は...
  2. 2016-7-21 更新

    出会い系ランキング情報

    「とにかく今すぐセックスしたい方」「セフレがほしい方」「たくさんの女性と体験したい方」...

人気記事ランキング

アーカイブ

外部ライター募集

本サイト「即系物件.com」では出会い系、ナンパ、風俗、恋愛ネタ関連のオリジナルコンテンツを書いてくださるライターさん(プロ・アマ問わず)を募集します。

⇒募集内容はこちら

お問合せ

サイトに関するお問合せを承っております。

⇒お問合せはこちら
出会いSNS PCMAX(PCマックス)
ページ上部へ戻る