「サクラサイト」とは、サクラ(要は仕込みの女性会員)を使って会員男性から金銭を毟り取る違法で悪質な出会い系サイトのことだ。
サクラサイトによる被害はマスコミにも取り上げられ、広く知られるようになったが、被害届けを提出したところで、サクラと思われる相手方とサイト運営会社との関係を立証する必要があり、被害の回復は難しい。いったんハマってしまえば、もはや時間と、経済的な損失は挽回することはできない。
お金を注ぎ込んだ挙句に出会えないことほどバカらしいことはない。そこでぼくらは、出会い系の”サクラを100%確実”に判別しようとする。たとえばプロフィールにスリーサイズを記載している女性はサクラ! といった具合に。
しかしいったいそれでどれほどの効果があるのだろう。
そもそも事実確認のしようがないのである。だってサクラがサクラ行為を認めることなんてありえないのだから。出会い系の攻略サイトにはオカルト攻略法が蔓延している。
結局、謎は深まるばかりだ。いまだにこの答えは見つからない。
とはいえ、これだけではあまりに身も蓋もない話なので、ぼくの経験から、ほぼ確実にサクラサイトを判別できる方法を紹介してみたい。
サクラのいるサイトの見分け方
有料出会い系サイトには月額制のところとポイント制のところがあり、主流はポイント制である。ポイント制とはサイトごとに(たとえば1ポイント10円というふうに)レートが決まっており、前もってポイントチャージし、手持ちのポイントの範囲内でサイト利用が可能になるというもの。
女性のプロフィールを閲覧したり、掲示板に募集のメッセージを載せたり、女性にメッセージを送信したりするのには通常2.5~5ポイント必要になる。
有料出会い系サイトのほとんどはお試し利用が可能だ。会員登録後、無料ポイント(たいてい1,000円分程度)付与されるので、そのポイントを使い切るまでにサイトの良し悪しを判断すればいい。
足切りの基準を決めておけば、サクラサイトは怖くない
無料ポイントを使ってそのサイトがサクラサイトかどうかを見分ける方法について説明しよう。
まずはサイトの掲示板やプロフィールを検索し、自分が出会ってみたいと思った女性に無料ポイントを使ってメッセージを送る。あるいはもちろん掲示板で募集をかけるというのでも良いかと思う。ファーストメッセージ本文には、さりげなくメアドを記載しておこう。(書き方については後述)
サイト経由で返事がきたら、あらためてメールアドレスを書いた返信文を送り、サイトを介さない直接のやり取りをやんわりと提案する。
1通目でさりげなく、2通目でやんわりとメルアドを書いたにもかかわらずサイト経由でのやり取りしかできない女はサクラの可能性もあると判断して、適当なところで切り上げる。これを無料ポイントが尽きるまで繰り返すといい。
サイト経由でのやり取りしかできない女ばかりのサイトは、サクラサイトの可能性が高いので継続利用はしないほうが無難だろう。反対に直メでやり取りができる女性が多いサイトは、努力次第で出会える優良サイトなので継続利用を検討する。
概要については以上である。
単純すぎて語るのがはばかられたが、複雑な手法が常に優れているとは限らない。
メール文の参考例
さて、ここからは実際に有料の出会い系サイトを試してみたい方に向けて書いた。まずは型通りにやってみて、慣れたら自分なりのアレンジを加えていくといい。
ファーストメッセージの例文
サイト経由でやり取りをすればポイントを消費する。1回のメッセージ送信につき50円支払うことになるので、何度もやり取りをすればそれだけ費用がかかり、積み重なるとばかにならない金額になる。直接のやり取りには一切お金がかからないので、できれば早い段階でメアドを交換しておきたい。
じつは、メアド交換のタイミングはファーストメッセージである。
ただし、この時点での強引な誘導はNGだ。
服装はキレイめ系が多いです。去年まで大手企業の会社員だったんですが、チャレンジしたくてあえて転職しました。毎日忙しく過ごしているんだけどふと気づいたらベンチャーってそもそもの社員が少ないんですよね。出会いがまったくない職場だなーって・・・。ちなみに一人暮らしで部屋はメッチャくつろげるよ。けっこう自信あるかも(笑)。とりあえずお返事待ってますね~。では」
なんだこの稚拙な文章は? と思われたかもしれないが、クソ真面目な文章よりもこういった軽いノリのほうがウケがいいし、返信してくれる。ポイントは、まずは自分から情報開示を可能な限り行うことだ。ぼくの場合は最初のメールで本名(場合により仮名)を名乗ることにしている。
(ここだけの話、ぶっちゃけプロフィールは詐称で構わない。苦しくならない程度に盛っておくのは出会い系の基本だ)
その他で気を付けていることは、ターゲットの女性が許容してくれそうな範囲で自分に近い年齢を設定すること、どういった身分なのか、仕事はしているのか、将来性はあるか、一人暮らしで部屋はきれいそう、というところまで想像できるような文章を心がけている。
直アドをゲットするメール
返信があった女性については基本、すべて丁寧に返事する。当然この場合もメッセージの送信にはポイント(25円~50円程度)が必要となる。
文面は、
このように返信してなお、サイト経由でのやり取りをしようとする女がいる。サクラの可能性があるので深入りはしないことだ。
まあなかにはサクラではないが、「メール教えるのは早いかな~」とか、「いきなり直メってありえなくないですか?」なんてたしなめてくる子もいる。「そうだよね。じゃあさ、気が向いたらってことでお願いします」と返事してあきらめる。
だいたいこの時点で主導権握ろうとしてくるような女は、もし仮に会えても面倒くさいうえに不必要にガードが固く、ヤレないことが多いのだ。
なぜキャリアメールなの?
なぜキャリアメールを使っているのか? これはよく聞かれるので簡単に説明しておこう。
出会い系サイトで知り合った子とのやり取りはG-mailやYahoo!メール等のフリーアドレスでも構わないが、大手携帯キャリアのいわゆるキャリアメールのほうが安心感を持ってもらえる(たぶん)。迷惑メールフォルダに振り分けされてしまう心配もない。
LINE idを教えて検索してもらう方法もいいけれど、最近発売された新しい機種については年齢認証が必要で、これが結構面倒くさい。ついでながら言うと、格安SIMの場合は年齢認証そのものができない。これはつまり、相手が格安SIMを使っている場合や、新しいスマホに切り替えたばかりのタイミングだとメールのやり取りが途絶えてしまう可能性があるということを意味する。
ちなみにぼくはDOCOMOのXperia Z5を愛用中なのだけど、機種変更したとたんにLINEのid検索が使えなくなった。どうやら年齢認証しないと使えない仕様に変更されたようだ。年齢認証には「docomo ID(いわゆるdアカウント)」の登録が必要である。
ぼくはこの登録手続きが面倒でいまだに手付かずのまま。同じことを相手も考えているかもしれないと思うと、LINEはあまり使わなくなった。いまのところ問題はない。
というわけで現状は、キャリアメールをおすすめしている。
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2017年 6月 09日
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