社会人のぼくが、出会い系1ヶ月で4人の女性と〇〇した話をしよう

はじめまして! ライターのtaku_morisawaです。

最初に僕という人間についてカンタンに自己紹介しておこう。僕はいわゆるコミュ障ってやつです。

当然、友達はいない。

彼女なんているわけがない。

そうして、気づいたら、ぼっち暦24年のいわゆる童貞だった。

 

頼んでもいないのに、社会に放り出されてから2年が経った。社会人……といってもデータ入力のアルバイトで、職場に流れるFM802ラジオを聴きながら、ひたすら無言でキーボードを打ち込む毎日だ。(どんな毎日だ)

日常生活で発する言葉は「あ」「はい」「すみません」の3語のみ。

僕は深海に沈むチョウチンアンコウよりも孤独だった。

 

コミュ障の塊である自分が、出会い系サイトのPCMAXに登録したのは何故か。

変わらぬ現実への絶望と、変われぬ自分への焦燥と、あるいは一時の気の迷いが「会員登録ボタン」を押させたに違いなかった。

 

今、この文章を読んでいるあなたは、ここでひとつ溜息をつく。

「ああ、またこの手のストーリーが始まったよ。どうせ出会い系サイトで人生が変わった! 孤独に満ちた生活が羨まけしからんハーレム生活に変わった! なんて胡散臭い成功譚(せいこうたん)を披露するつもりなんだろう? そうやってみんな俺を騙して出会い系サイトに勧誘しようとするんだ」

痛いほどその気持ちは、わかる。僕もネットの情報商材に釣られて5万円を溶かした経験がある。

だから神に誓って、約束しよう。ここでは一字一句たりとも、嘘をつかない。だって僕はサクセス・ストーリーを書くつもりはさらさら無いんだ。

 

これから書くのは「僕がいかにして出会い系でヘマをしたか」というカッコ悪い童貞の物語だ。

リラックスして、酒の肴にでもして聞いてくれ。

社会人のみなさん。PCMAXで出会って即セックスなんて幻想ですよ

PCMAXに登録して7日目の夜から話を始めよう。

僕は回転椅子から腕と脚を投げ出して、虚(うつ)ろな目で天井を眺めている。

「出会えねぇじゃねーか……というか連絡先すら交換できねぇじゃねーか……」

初日に意気込んでクレカ入金した5,000円。悲しきかな――500ptあったポイントはすでに400ptに減っていた。1pt=10円。すなわち、1週間で千円札が1枚溶けた。

「CQCQ 現状を報告せよ!」

「た、隊長……女性のメル友すら作れません……」

こんな有り様だった。

僕は、2つの大きな失敗を犯していた。一体どんなミステリーで貴重な100ptが失踪したのか、順を追って話していこう。

失敗その1《たのしすぎたプロフ巡りの罠》

出会い系サイトに登録して最初にやるこたぁ決まっている。好みの相手を探すための、プロフィール巡りだ。このプロフサーフィンが思いの外エキサイティングで中毒性がある。

だって、「男に手錠をかけ縄で縛って飼い犬調教するのが好きな32歳介護士女性」みたいな人がたくさん見つかるのだ。面白すぎるやろ!! とツッコミたくなる。

他にも、

「美容師になる夢を叶えるために専門学校に通っているのです。でもお金が足りなくて……」と書いている19歳の女の子。

「シングルマザーで子どもが2人。優しいパパさん募集」、と文面から切実さが伝わってくる54歳派遣社員の女性。

これが出会い系の闇か……と思わせるプロフィールが数多く見つかる。そのひとつひとつが、想像力を掻き立てる。この女性は今までどのような人生を送ってきたのだろう。僕と彼女が出逢えば、どのような物語が始まるのだろう――、と想像するだけでワクワクする。

だから、ついついプロフィールを漁(あさ)ってしまう。

ここまで読み進めて来られた読者の皆さんのお察しのとおり、僕は小説家志望である。(こんなキザっぽい文章を書く奴は、作家志望か三文文士しかいない)

PCMAXのプロフ巡りがあまりにも面白かったので、創作用のネタ帳(小説のキャラ設定に使う)が30ページも埋まってしまった。下手な創作指南書を買うよりも100倍は役に立つので、作家志望の人は今すぐ出会い系に登録するといい。

気づいたら僕は序盤で50ptほど削ってしまっていた。PCMAXはプロフ閲覧に1pt消費する。

タイムスリップして過去の自分にアドバイスするならば「プロフを開けたならとにかくメッセージ送れ!」の1点に尽きる。

PCMAXはわりと親切設計なのだ。プロフィール検索の結果一覧画面(ポイントは消費しない)で、女性の基本的なステータスは確認できる。

年齢、地域、職業、体型に利用目的、それから「登録30日以内」などの各種状態、さらに自己PR文の最初の50文字。少ない? いや情報としては十分。

検索結果一覧で「誰にメッセージを送るか」の狙いを定め、詳細プロフィール(1pt消費)へのリンクを押下する。プロフィールを開けたのならば、とりあえずメッセージを送ってみること。最初からこの戦略を取るべきだった。

プロフ巡りを100回繰り返したところで、出会いには繋がらない。すべては1通のメッセージから始まる。実際に言葉を交わさなければ、相手のことなど全く分からないではないか。

失敗その2《急ぎすぎた連絡先交換》

プロフ巡りでポイントを無駄に使ってしまい、僕は焦っていた。結果を……成果を出さなきゃ……と慌てふためく営業セールスマンの気持ちだ。そんな折、僕の元に耳寄りな情報が飛び込んできた。

「PCMAXではメッセージ内で、メアドやLINE idなどの連絡先を交換しても良いですよ。追加ポイントもかかりませんよ」といった内容の情報だ。そんな大事なこと何でもっとはやくに教えてくれなかったんだ。(調べておかなかったんだ)

まぁいい、それさえ分かればこちらのものだ。僕は究極の攻略方法を思いついたぞ。ひとりごちて、モニターを前にほくそ笑んだ。

PCMAX究極の攻略法!?

作戦はこうだ。

最初の1通目で相手と連絡先を交換する!

必要ポイントはプロフ閲覧の1ptと、メッセージ送信の5ptの計6ptのみだ。あとは交換したメールアドレスの方でやり取りをする。それなら(出会えるかどうかはさておき)PCMAXのポイントは一切消費しない。うまくいけば1人あたり、たったの60円で女性と知り合える。

さっそく下記のような文面で、10人ほどにメッセージを送った。

◯◯さんへ

はじめまして、△△と申します。神戸でIT系の仕事をしています。趣味は散歩とリクガメ飼育です。(←簡単な自己紹介。相手のプロフに応じて内容を変化させる)

プロフィール拝見しました。◯◯さんは、ワンちゃんを飼われているのですね。写真見ましたがとっても可愛いです。名前は「ポッキー」っていうのですね、たしかに茶色の毛並みがチョコレートみたいで素敵です。(←相手について言及する。ポジティブに嬉しくさせるような内容で)

◯◯さんとは趣味が合いそうだなと思いまして、もっと深くお話がしたいです。もし宜しければメル友になりませんか? メールアドレスは(mail@example.com)LINE:IDは□□です。お気軽にメールいただけたら嬉しいです!(←まずはメル友から勧誘)

ではでは、突然のメッセージ失礼しました。m(_ _)m (←簡単な結びの挨拶)

じつは上の文章、起承転結構成となっていて「転部」に最も伝えたい主張(メル友になりましょう)を籠めている。このテンプレに沿って書く限り、そうそう文章は失敗しない。

メッセージを送った瞬間は、自信と確信に満ちあふれていた。ところが大ドジを踏んだのである。

結果は10通中5人が返信なし。

4人がPCMAXのメッセージ機能からの返信で「連絡先交換」についてはスルー。1人からはお断りのメッセージが……。

お断りのメッセージには、このような言葉が書かれてあった。

「直メやLINEは仲良くなってから! とゆう考えなんで、申し訳ないです(;_;) 」 
※直メ=直接メールのこと

僕は深く反省した。

ぶっちゃけ「連絡先交換くらい簡単に応じてくれるだろう。メル友になってから仲良くなればいいや」と甘く見ていた。しかし女性側に立ってみると、簡単に連絡先を交換するのはリスクが高く、仲良くなってからでなければ安心できない。

女性は基本的にメッセージを受ける側であり(男性側が複数の女性にメッセージを送るのであれば、当然の帰結として)ひとりの女性には複数の男性からのアプローチが入っている。

コミュニケーションコストやトラブルを考えると、すべての男性からの申し出(連絡先交換)を受けるわけにはいかない。就職活動に喩(たと)えると、女性は面接官なのだ。書類選考(メル友)→面接(デート)を突破しないと先には進めない。

コミュ力のない者になんて厳しい世界なんだ……。

僕は大学四年次の就活のトラウマを思い出して震え上がった。

 

結果、PCMAXに登録して7日目の夜、僕はまだメル友ひとり作れていない状態だった。たしか攻略サイトで見かけた人は7日目にはグラマーなギャル子と熱々デートをしていたぞ。世の中どうなってんだい。

僕には無理だ……。コミュニケーション能力が成功者とは天と地ほど違う。話し相手はペットのリクガメだけだ。

もうあきらめよう、と思ったとき、まだポイントが400pt(4,000円分)も残っているのに気がついた。

まだだ、まだ頑張れる。プロローグも始まっていないこんな物語で、満足できるはずがない。僕は、反撃を開始する。こちとら人生を懸けている。

反撃だ。

8日目。

バイトから帰ってきてクタクタだったが、眠い目をこすってパソコンの電源を入れる。この日は「自分のプロフィール」を徹底的に完成させることを目指した。

PCMAXのプロフィールは500文字まで記入できる。だから、500文字ぴったりになるまで、文章を考えて埋めた。

プロフを見た女性が「くすっ、このボウヤ、童貞だけど面白い子ね。お姉さんちょっと会ってみたくなっちゃったわ」と思わず身を乗り出してしまうような、そんな自己PR文を目指した。

誰かが自分のプロフィールを閲覧すると「足あと」が残る。平均すると1日に1人の女性が僕のプロフを見に来てくれていた。やはりプロフィールは気を抜けない。

 

次に自己紹介コンテンツのひとつ「100の質問」コーナーを回答していく。100の質問のうち91問まで埋めることができた。(残りの9問は「変顔写真を投稿して!」のような自撮り写真必須の質問だったので、これはさすがに埋められなかった)

さらに「裏プロフィール」の方もすべて埋めた。「今まで何人の女性とお付き合いしてきた?」「初体験はいつ?」「初体験の感想をどうぞ!」など、童貞には答えられない残酷な質問が立ち並ぶが、血の涙を流して頑張って埋めた。

最後にプロフィール写真だ。

他の攻略サイトを見ると必ずと言ってよいほど「自分の顔写真を載せましょう」とアドバイスされる。けれど、顔写真を登録する勇気は、僕にはどうしてもなかった。

僕は、いまさらいうのも何だけど、容姿にまったく自信がない。僕は部屋の片隅にあったカメのぬいぐるみを撮って、プロフィール写真とした。

 

さて、プロフィールは完成された。9日目からは心機一転だ。プロフ検索&メッセージ送信も再開する。メッセージの「連絡先交換」のくだりは、次のように文面を変更した。

◯◯さんへ

◯◯さんとは趣味が合いそうだなと思いまして、もっといろいろなお話がしたいです。もしよろしければメル友になっていただければ嬉しいです。ゆるい感じで、メールでお話しましょう。またお気が向きました際にお気軽にメッセージください。

直メールおよびLINEの情報を消し、相手ができるだけ返信しやすい文面となるよう心がけた。

何だか、就職活動でエントリーシートを書いていたときのことを思い出す。けれどあの頃と決定的に違うのは、今はどれだけ失敗しても、文章を書くのが「楽しい」ということだ。PCMAXで出会えたとしても、出会えなかったとしても、楽しまなきゃ損だ。

自然とポジティブな感情が自分のなかに広がってゆくのを感じる。最初の失敗を受け入れたことで、気が楽になったのかもしれなかった。よーし、やってやる!

それから時間は流れ――。

プロフィールについては多分もっとうまい書き方はあるだろう。こればかりは試行錯誤、トライ・アンド・エラーしていくしかないなと感じた。

後日譚

いつもと変わらない朝。

折りたたみ式ベッドと机、デスクトップ型パソコンと回転椅子が狭苦しくギュウギュウと押し込められた自室で、その日の目覚めは清々しかった。洗面所で歯を磨いていると、ポケットのスマートフォンが振動し、メールの着信を知らせた。

PCMAXに登録して1ヶ月目の朝、僕にはついに彼女ができ……できなかった。ごめんなさい、現実はそこまで甘くなかった。

その代わり、

僕には4人のメル友ができた。

うち2人はLINEで、もう2人はメールでやり取りをしている。LINEの女性とは、なんと通話もできた。(女の子と電話で話すなんて小学生以来です)

人生が変わったなどとはまだ口が裂けても言えない段階だが、それでもコミュ症ぼっちは進化した。生まれて初めてアドレス帳に「友だちフォルダ」を作ったのだから。

 

もう少し経緯を詳しく説明しておきたい。

一人目の49歳主婦の方とは、PCMAXの掲示板で知り合った。PCMAXでは1日1回無料で掲示板に投稿できる。つまりポイントを消費しないので、僕は毎日、掲示板でメル友を募集していた。

しかし掲示板は、女性が投稿したものには20~30人の閲覧者がつくのに対し、男性が投稿したものには0~2人くらいしか閲覧者がつかないという、とても厳しいレッドオーシャンだった。

そこで僕は、差別化戦略のため「リクガメの飼い主さん同士で繋がりませんか」という尋常でなくニッチな内容の募集をかけた。驚くべきことに(奇跡だと思うが)これがビンゴだった。

連絡先交換成功例リクガメ

掲示板に投稿した翌日には彼女からメッセージが届き、返信の1通目でメールアドレスの交換に応じてくれた。昨夜は彼女と「リクガメが尿路結石症になったときの対処法と動物病院の話」について夜通しメールで語り合っていた。リクガメの写真を送っては、お互いに「可愛い」「可愛いね」と(カメを)褒め合った。

 

残りの3人の女性とは、ふつうにPCMAXのメッセージで2~3通ほど文章を交わしてから、連絡先交換の運びとなった。

ひとりは「◯◯くんの裏プロフィールがすっごく面白かった」と褒めてくれて、嬉しかった。女性は、意外とプロフィールを読んでくれている。

メル友となった彼女たちとは、何かしらの共通項があった。21歳の女の子とは、見ている深夜アニメが同じだった。47歳の会社員女性の人とは「ミステリー小説好き」という点で話が合った。40歳フリーランスの女性とは仕事の業界が同じだった。

連絡先交換成功例

改めて見ると40代率の高さに戦慄。若い子はやはり難しいなと感じる。多分、僕が送っているメッセージの文面が硬すぎるせいなのか、反応があまりよろしくない。今後は女子大生を中心に、アプローチをかけてみたい。

以上、PCMAX登録1ヶ月目にして「ぼっちが4人のメル友を作れた!」という報告でした。(終わり)

「ええっ!?」

「はい、何か?」

ごめん、言いたいことはわかるんだ。だが待って欲しい。

生まれてこの方《ぼっち》をやってきた人間が、女性のメル友を作ってコミュニケーションするなんてこと、アポロ11号が月面着陸したのと同じくらいにすごい跳躍(ちょうやく)なんだ。

それに、初めて知ったよ。誰かと好きな趣味について語り合えることが、どれほど楽しいかって。出会うとか出会わないとか、ヤルとかヤラないとかではなくて、結局のところどれだけ自分が楽しめるか。相手を楽しませられるか。それが重要だと思った。

もちろん、童貞は捨てるつもりだ。少しは自信もついた。今、僕は、PCMAXの「スグ会いたい(アダルト)」の掲示板を眺めている。そのうちのひとつに、

「お姉さんが童貞君を積極的に責めてあげるよ(*´ω`*) 今日会える人いるかな?」

と書き込まれた投稿があった。

kakikomi_pcmax

プロフィールには写真もあって、とても可愛い茶髪の女性だ。名前はサヤカ。

童貞好きのお姉さんを見つけるなんて、絶好のチャンスだ。これは行くしかない。

僕はさっそく、サヤカにメッセージを送る。童貞を捨てる日は近いと、そう確信して――。

(取材/文 taku_morisawa)

 

(2016年6月5日追記)

童貞好きのサヤカと会ってきた。その一部始終がこちら。

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投稿者プロフィール

1993年生まれ。兵庫県在住の小説家、ときどき無名のネットライター。
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