出会い系、凄まじいな。たった今、若い妊婦が友達と3P募集してた

女は金が欲しい。男はセックスがしたい。太陽のまわりを地球が回っているくらいに当たり前の真理であり、現に出会い系はそういうシステムで回っている。キレイ事は抜きにして。

語弊(ごへい)を怖れずに言わせてもらうと、出会い系サイトの本質は「貧困」である。

出会い系サイトを使い始めたばかりの頃、僕は若かった。(今も24歳だけれども)

偽善的感情に酔いしれ、あるいは葛藤していた。お金を援助して女性と関係を結ぶことに抵抗感があったのだ。だが、今は違う。あえて現実を直視し、自分の欲望に忠実になりたい。そうすれば女性ともWin-Winの関係になれるのだと、本気でそう思う。

コペルニクスによる天動説から地動説への転回のように、僕の価値観は一変した。きっかけは、これから話す、二人組の援交娘との出会いだった。

妊婦が出会い系サイトで援助交際してるって!?

ある日のことだ。

出会い系サイトでプロフィール検索をしていたら、とある20歳の女性のプロフが目を引いた。

大阪府天王寺区で活動中のその女は、「妊婦ですけど、誠実な方、ご理解のある方会ってくれませんか?」と書き込んでいる。

「20歳で、妊婦!? しかも出会い系サイトで援助交際!?」

興味を持って、取材を申し込んでみた。まだ僕には社会的正義感というものがあって、貧困問題についての現状を知りたいという気持ちがあった。ライター気取りの、生意気な若造である。

取材の申し出に、20歳の妊娠少女は快く応じてくれた。

大阪 天王寺駅 JR あべのハルカス付近

平日、昼の12時。

JR天王寺駅近くの喫茶店で、彼女と落ち合うことになった。「友だちも連れて来ていいですか?」と当日にメールが届いて、やや不審に思ったが「もちろん大歓迎です」と返信する。

女性がそんなホイホイ取材に応じてくれるものか? と、あなたは思うかもしれない。でも簡単なのである。

つまり、金さえ支払えば――、彼女たちは喜んで質問に答えてくれる。今まで6人の女性に取材をしてきたが、彼女たちはみな自分のことを話したがっていた。聞き手を、求めていた。

フリーライターは、名乗るだけで誰でもなれる。自称できる。ライターという肩書を用いて、他者の「人生」という物語を聞き出すのは、快感だ。取材は、オナニーにもまさる快楽。そして僕にとって極上のエンターテインメントだった。もしもあなたがライター志望者なら、こちらの世界に足を踏み入れよう。出会い系は面白いよ!(取材対象として)

 

さておき、その日は梅雨のさなかに珍しく晴れて、蒸し暑かった。

天王寺駅の向かいの広場で待っていると、横断歩道を渡って2人組の女性がやってきた。ひとりはストライプのゆったりとした長ズボンに、半袖の白Tシャツ。もうひとりは黒の長ズボンに、同じく半袖の白Tシャツだった。事前に聞いていたとおりの服装。僕は彼女たちに手を振る。

「あっつー。はよカフェ入ろ、カフェ」と言ったのは妊婦女性の友だちの方で、名前をミユと言った。長い金髪。両耳にピアスをしていて、いかにもヤンキーという感じ。気の強そうな吊り目をしている。

妊婦の女性は、髪は黒に近い茶でショート。ピアスはしているが、どこか大人しそうな性格を思わせる。首から金色の蝶のネックレスを下げていた。お腹はたしかに出ている。太っているのではなく、赤ん坊が入っているのだ。彼女の名前をユキハとしておく。

「お二人はどういう関係で? 仕事仲間みたいな感じですか?」

「ちゃうちゃう、ユキハとは中学からの幼なじみよ。あとうちら業者ちゃうし。ほんまに友だち」

ミユの方が答え、彼女の後ろでユキハが頷(うなづ)いた。

業者ではなく一個人として援助交際活動をしているミユとユキハは同い年で、どちらも本当に20歳とのことだ。

彼女たちは出会い系サイトの年齢を(生年月日をいじることで)変更できるのを知らなかった。僕がそのことを話すと「へぇー」と驚いた反応を見せた。

「せやから男でたまに99歳とかいうふざけた人おったんやね」
「うち最初、ヨボヨボのおじいさんかと思ってたわ」「ほんまにー」

と2人で笑い合っている。

ちなみに、僕が取材したうちの6人中5人は「プロフィールの年齢=本当の年齢」だった。彼女たちは20代だから、そもそも年齢を詐称するメリットがない。会ったときにトラブルになる可能性もあるし、年齢は偽らないよと話していた。

一方で、年齢を偽っていた1人の正体はバリバリの業者デリヘルであった。「メッセージの送信担当と、実際に会う担当が別人なので、年齢は仕方ないんです」と女は密かに打ち明けた。

その女のPCMAXアカウントは、現在では利用停止処分を食らっている。PCMAXの業者排除システムは、正常に機能しているようである。

カフェに入ると、吊り目のミユが喫煙室で話そうよと言い出した。「妊婦がいるのにいいのかよ」と思ったが、当事者のユキハも「私も吸うー」とポケットからセブンスターを取り出すではないか。出会い系女の喫煙率の高さといったらない。

出会い系の「友達と3人で」という書き込みが意味すること

ユキハは妊娠7ヶ月目であった。彼女を孕(はら)ませた男に逃げられてお金に困り、その挙句(あげく)に援助交際をしているという、この世界ではありきたりな話を聞かせてくれた。

友人のミユには旦那がいて、内緒で援助交際をしているそうだ。小さな子どももいて、昼の時間は託児所に預けている。2人とも他のバイトはしておらず、これ一本とのこと。収入は2人で月30万円ほど。

普段はどんな感じで相手を見つけてるんです? と訊くと、ユキハがスマホの画面を見せてくれた。

出会い系サイトの掲示板に「友達を含めて3人で遊ぼう」というタイトルのスレッドがある。投稿者の名前は、ユキハだった。

「えーっと、3人で遊ぼうっていうのは、天王寺動物園とかで?」

冗談だと受け取られたらしく、ミユとユキハは声を立てて笑った。

「『友達を含めて3人で会おう』って言うんは『ラブホで3P』って意味。この投稿にレスくれる男はみんなそれ目的」

「ユキハはお腹に赤ちゃんおるし、ひとりで稼ぐんむずいから協力してるんよ。それに、2人のほうがリスク低いやろ?」

「うちは口(フェラ)だけやけど。で、貰った2万円を半分こするって感じ」

2人は口々に答えた。趣味や恋愛の話をするような、明るい口調で。

出会い系サイトの世界では「友だちと一緒に」は3Pの隠語だったらしく、大半の男性にとってそれは常識、暗黙のルールらしかった。3Pのお値段は、最低2万円。取れる人からは3万取ってみせると2人は話した。

グロテスクなメッセージが群がる世界だった

僕はふと思いついて、ユキハとミユに頼んでみる。

「男性側からどのようなメッセージが送られてくるのか気になるのですが、ちょっとメッセージの画面見せてもらってもいいですか?」

ミユとユキハは、PCMAXの受信メッセージ一覧画面を開けて、僕に見せてくれた。

出会い系の妊婦

目に飛び込んできたメッセージの文面を見て、僕は驚愕する。その場であっと悲鳴が出た。

「はじめまして。車内プチ08 ゴムあり15~18でどうですか?」「お相手は見つかりましたか? エフ、キスあり精液ごっくん飲みありで8000できますか」「ホ別ゴムありイチロク希望です」

このようなグロテスクなメッセージが、一覧画面に並んでいたのだ。

「えっ、これ本当に、男性の側から送られてきたメッセージなんですか? 条件って向こうから提示してくるものなんです? これ男側がめちゃくちゃ割り切ってるじゃないですか!!」

割り切り、すなわち、お金を支払って女性とセックスすることを受け入れている。

てっきりこのような条件を出すのは、援助交際をする女性側だけだと思い込んでいた。違うじゃないか。僕は認識を改めなければならない。男性側も、同じだったのだ!

彼女たちの見せてくれたメッセージ画面からは、ビジネスライクでWin―Winな割り切った関係性が垣間見えた。僕は頭を金槌で殴られたような気分だった。

「そら相手も分かりきってるっしょ。でもイチロクはないわ。こういうんは一応値上げ交渉する」

「たまに20代で誤解して来る人おるんよ。だから20代は基本的に避けてる。金持ってなさそうやし」

楽しげに話す2人。

ミユは旦那がいるため、昼の限られた時間にしか活動できない。その時間帯で援助交際の相手をしてくれるのは40~50代が多いという。職業は自営業者が多く、どこかの社長さんとも交わったという。

当の夢見る20代の僕は、2人の語る「ドライな大人の世界」の話に物怖じしつつも、気がつけば聞き入ってしまっていた。けれど僕はまだ、出会い系サイトに抱く一抹のロマンを捨て去りたくはなかった。

「例えば出会い系サイトを使って、ピュアな出会い……恋愛とかは考えないのですか?」

「えー、それはありえんやろ。だってもしそれで付き合うってことになって、でも彼氏が出会い系に登録してるんやで? そんなん絶対あとで浮気されるやん」

当の自分が似たようなことをしているのを棚に上げて、ミユは答えた。質問を変えてみる。

「じゃあ、出会い系サイトを使って、それこそふつうに遊んだりはしないんですか? ほら、デートとか。これから僕と天王寺動物園にでも行きません?」

ミユとユキハは、僕の言葉に笑いを噛み殺す。

「ラブホ以外でって言うのはあるで。カラオケで歌ったり、レストランで食事したり。それも2万は必ず取るけど。動物園はせやなー、暑くてダルいから3万はくれんと無理」

彼女たちにとって、ラブホで3Pをするよりも動物園デートをする方が面倒なようだった。

「ふつうの恋愛」は、出会い系では難しいのか、それとも割り切ってしまった方が、出会い系は楽しいのだろうか。

ミユとユキハは話す。ほとんどの男性は、割り切っている。その上で、満足をして帰っていく、と。「相手は満足している」というワードは、以前に話した援交女性も使っていた。それはおそらく、真実の一面なのだろう。

 

喫煙室ではミユの吸ったタバコの煙がたゆたっていて、灰皿にはすでに吸い殻の山ができていた。ミユは灰皿のゴミと空になったアイスティーの容器を捨てに、喫煙室を出て行った。

ユキハとふたりきりになる。

彼女は暇を持て余したのか、テーブルの下から、伸ばした足先で僕をつんつんと、突いてくる。

そうして唐突に言った。

「うちな、母乳が出るんよ」

彼女の不意打ちのような台詞に心臓が跳ね上がる。

ユキハは僕に笑ってみせる。そうだ、彼女が20歳の女の子である事実をすっかり忘れていた。倒錯的な性衝動が無意識のうちに広がってゆく。

その後にどのような言葉が続くのだろう。無言で耳を澄ませていると――。

「今なら母乳プレイもOKやで。モリサワ君、あとでミユに内緒でうちとホテル行かへん?」

「うち、って?」

「うん、ウチだけ。お金分けるの嫌やねん。それに、少しだったらゴム付けて入れてもええよ」

(あかん!!!)

僕の頭のなかのネジが――、理性が吹っ飛びそうになった。

なあ、想像してくれたまえ! 僕の気持ちを!! 自分より4歳年下。20歳少女が、プレイさせてくれるって言ってるんだぞ。倫理がなんだ良心がなんだ社会規範がなんだってんだ。

年下の20歳少女の、しかもお乳のでるおっぱいが吸える千載一遇のチャンスが目の前に転がっている。人生は一度切りだ、さあどうするんだ、俺。

「取材目的で来ている」という建前としての自分と、「本当は若い、それも妊婦とセックスしてみたい」という欲望に満ちた自分が対立し、葛藤が生ずる。

そういえば妊婦という概念に目を奪われていた。あらためて見ればユキハは小顔で美形だった。

ここで忠実なる性欲は告げる。

風俗店でどれだけ金を積んでも得られない、究極のフェティシズムが、たったの2万円だ。ショートヘアで大人しそうな顔をしている、ユキハの胸に抱かれる自分を想像する。日頃から夢見ていた、バブみの至りではないのか。背徳感はむしろ、快楽への強烈なスパイスとなる。

 

ミユが喫煙室に戻ってくるなり言った。

「もうそろそろ帰りたいんやけど! ユキハ、この人やめとき」

ミユは親密な雰囲気の僕らを見て、何かを察したようだった。

カフェを出て、2人と別れる。ユキハは別れ際にわざとらしい笑みを僕に投げかけた。

(はぁ、もったいなかったな~)

 

僕は基本的には他人との接触を苦痛に感じる人間だ。しかしたまにこのような体験が、とても心地よいものになることを知った。こんなことを書くと、いかにも逃げ腰で、どうしようもなく青臭いと思われるかもしれない。

たしかに僕は優柔不断で馬鹿な男だ。

だからここまで記事を読んでくれたあなたなら、きっと僕よりもうまくことを進めるだろう。たとえ出会い系サイトで「割り切る」にせよ「割り切らない」にせよ、きっと――。

迷っていては、遅すぎるのだ。

(取材/文 taku_morisawa)

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投稿者プロフィール

1993年生まれ。兵庫県在住の小説家、ときどき無名のネットライター。
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