出会い系の「ハッピーメール」はなぜだかわからないが都市部よりも地方に強い。
地方に限定すれば有名なPCMAXやワクワクメールよりも出会えると思う。(地方ならではだと思うが)
ただし地方なので夜9時以降の書き込みは極端に少なくなる傾向にある。当然、なかなか相手が捕まらないので事前のアプローチが大変重要だ。
ハッピーメールで地方のヒマ人をドライブデートに誘う
ところでなぜ地方の女をわざわざ狙うのか。
地方は過疎化が進み、仕事がない。気づくと周りは都市部へ就職し友達も少なくなる。近隣に若者が楽しめるようなスポットも少なく、必然的に引きこもりになる女が多いように思う。そういう女をドライブに誘うと好奇心からかホイホイと付いてくるからである。
ターゲットとなる女はハッピーメールの「ピュア掲示板」で捕獲する。年齢は25歳までがいいだろう。ここでの募集文は平易なものでかまわない。たとえば「ドライブが趣味の28歳男です。楽しくメールのやり取りができる女性はいませんか?」といったものでOK。(当然、年齢は詐称しておく)
重要なのはプロフの写真だ。これには奇跡の一枚を採用すること。何枚も自画撮りしてベストな一枚を用意しておこう。出会い系にはほぼプロフィール写真だけで釣れる女が一定数いるのである。(今回はそういう女を狙う)
女の書き込みがあったら早めに直アドを聞き出し(LINEが適当)、その後はしばらくは雑談に専念する。雑談の内容はご当地ネタでもいいし、女の愚痴を聞いてやるでもいい。
それ以外ではたまに車の画像(楽しげなドライブの写真など)をタイムラインに差し込んでいく。田舎の女は、男を「顔」と「所有している車」で格付けする傾向にある。一昔前まではトヨタのセルシオや日産シーマが定番人気だったが、いまならレクサスや新型クラウンのほうがウケがいい。車はネットの拾い画像でよさ気なものをチョイス(勝手に拝借)する。
車の画像を送るのはフェイスブックのリア充アピールと同じ理屈だ。そうすることで、女のコンプレックスを刺激し、期待感を煽ることができるのである。
最後の仕上げとして口説き。田舎で埋もれている女は、なんとかして人生一発逆転したいと思っているものだ。都会に住んでいて(嘘でもいい)、顔もまあまあイケてるっぽいあなたに足りないものは? それは経済力アッピールである。
とは言うものの、一流企業の名前をずばり言うのは嘘くさい。ぼくの場合は2種類の誘い文句を使い分けている。たとえば、「ネットメディア事業立ち上げたんだよね。法人化してそこそこうまくいってる」、あるいは「どことは言えないけど、渋谷のIT系スタートアップ企業で立ち上げメンバーなんだよ。そんなに仕事してないけど役員だから役員報酬が入るよ。結構おいしい立場かな」といった感じ。
ここでは、「よくわからないけど、なんかスゴそう」と思わせれば勝ちだ。なるべく周知されているけど意味が知られていない横文字を多用する。要は小難しい用語で相手の女を煙に巻くのである。
女の期待感が最高潮に達したあたりで会う約束を取り付ける。「楽しければ、朝まで帰さないかもだけどいい?」くらいに軽く釘をさしておく。それでもノッてくる女はいただいたも同然だ。
さて準備は整った。ご対面といこう。
当日の待ち合わせ場所へはレンタカーで向かう。
ここでのポイントは、できるだけ高級車種を選ぶこと。前述したように田舎の女は車の「格」を重視するからだ。
最近のお気に入りはTOYOTAの「86(ハチロク)」。この車、視界が低く、滑るように走る。エンジンが4,000回転超えたあたりからサウンドクリエイター(エンジンの吸気管から分岐され心地よいエンジン音を室内に響かせるハチロクだけの装置)の吸気音が車内に響く。単純に乗っていて楽しい車だと思う。過去3年で、ハチロクに乗らなかった女はいなかった。今は6時間10,000円程度でレンタルできる。
もしかすると当日、
「ねえこれ、言ってたクルマと違くない?」
あるいは、
「これ、レンタカーでしょ」
“わ・ナンバー”でレンタカーだとバレるかもしれない。
「ああそれね、いまガラスコーティングの加工に出してるから2~3日戻ってこない。要するに代車なんだよね」
とでも言っておく。「わ・ナンバー」はどう考えてもレンタカーなのに、そこまで頭は回らない女は多い。「そうなんだ♪」てな具合に納得してくれる。
やり方ばかり書いてもつまらないので、ここからはぼくの体験談を話すことにしよう。
出会い系体験談~ハッピーメールでこんな女がきた
夏のある日、東京青梅市はずれの辺鄙(へんぴ)な場所にあるローカル駅で女と待ち合わせた。
女の名前はエリという。19歳と若い。
エリは待ち合わせ時間から軽く30分は遅れてやってきた。メールするとこちらに気づいたようで、緊張した面持ちでこっちにやってくる。
「ほら、乗って」
何ごともなかったかのように車内に招き入れる。もちろんエスコートするのは事前の写メとは似ても似つかないくたびれたアラフォー男である。
一瞬エリはぼくのほうを見て躊躇したが、それでも乗ってきた。あきらめた表情で。
おそらく、まあ……いいっかと観念したのだろう。とくに行き先も決めずに走りだした。
男「何やってる人だっけ?」
女「福祉です」
男「福祉って介護の?」
女「はい、病院です」
男「(介護は)給料低いっていうよね」
信号待ちで彼女のほうに視線をやる。身長150センチに満たないであろう小柄なカラダに淡い薄手のミニ丈ワンピという装い。スカートからはむっちりとした太腿がのぞいている。
女「まあそうですね。で、そっちは、あ、すみません。◯◯さんは会社経営してるって本当? このクルマ高そう……」
彼女は早々に何かを知りたいようだ。おそらくぼくの社会的地位について知りたいのだろう。
男「うん、まあね。軌道にのってきたよ。いまのところ法人2期目かな」(もちろん適当だ)
女「じゃあお金あるんですね。結構遊んでるとか」
男「それなりじゃないかな。そろそろ落ち着きたいけどいい子がいないし。そっちは彼氏とかは」
女「ええ、いないですよ。いたら(出会い系)やってないですね」
しばらくお互いのこと、仕事のことを話した。ただ、このままでは何もコトは進まない。デートをしにきたわけではないのだ。
「今日さ、本気で口説くかもしれないけど、いいよね」
エリは小さくコクンと頷いた。
奥多摩方面。
このあたりは林道につながる脇道が多く、山に近づくほどひと気がなくなる。なぜひと気を避けるのかというと、青姦するためだ。
そしてなぜ青姦したいかというと、普通じゃ物足りないからである。
とある林道に入るとちょうどいい資材置き場が目に入った。
近くの空き地に停車した。
女に車外に出るようにうながす。
「えっと、車の中でいい」と渋る女。ぼくは「少しだけだから」といって強引に連れ出す。そのとき手をひっぱったが、そこまで嫌がらない。
日差しが強かった。
しばらく二人で林道の奥に行ってみたがやはり最初の場所のほうが良さそうなので引き返した。
「ここでいいよね?」と訊く。何度か経験しているが、こういう瞬間はやはり声は昂ぶり、震えるものだ。
周りは背丈ほどの雑草が生い茂り、BGMはセミの鳴き声。そんな状況で女の柔らかい唇を吸った。
尻、そしてCカップというやや小ぶりな胸を揉んだ。執拗に舌を絡めた。すると次第に「んっ、ん」と吐息が漏れだした。
「そっちも手で触ってみて」というと女は言われるがまま股間を擦りだす。
「どう?」と聞くと、「硬くなってる……」と。
「じゃあさ……いい?」
一瞬困ったような表情を浮かべるも素直にぼくの股間にしゃがんでしゃぶり出す。案外尻軽だったようだ。
「こういうのはじめて?」
コクン、と頷く。
「言っとくけどこれ、とんでもない変態行為だよ。ここまでする女はなかなかいないからね」
女は泣き顔になった。
たまらなくなったところで女のカラダを持ち上げようとした。急に地面に座り込み、手足を振って抵抗した。
それを見てこの女を徹底的に痛めつけてみたいという気持ちが頭をもちあげる。変態でもいい、いい感じになりたい、非日常の快楽を味わいたいと思ったのだ。
手を引っ張って立たせ、一気に横抱きにするとスカートがめくれあがり、たぶん男と会う日のことを考えて買っておいたのであろう真新しい青のパンツがむき出しになる。女は、不意に「いやよお」と叫んだ。しかし周りは民家などない、ひと気のない山奥なのだ。
地べたに女を仰向けに寝かせて、上から覆いかぶさる。女はまだ微かに「あああ」と声をあげて抵抗したが、力を込めて押さえつけるとそれもすぐにおとなしくなった。手早くコンドームを装着した。下着をずらし、先端をあてがって一気にねじりこんでいく。少しずつ抵抗の色が消えていった。
女が、「あっああ」と声をたてる。腰のリズムに合わせて、あっああ、あっああと声をたてる。脱力し、左右の脚が振り子のようにぶらんぶらんと地面すれすれで揺れている。関節のはずれた人形のようになり、支えをなくすとバタンと下肢が地面に伸びる。
それでも執拗に膣の奥を突く。そういうことをしているうちにあっけなく射精した。
立ち上がると、目の前には、いまだだらしない格好で伸びている女。
「あーあ、こんなんなっちゃって」
陵辱の感覚に酔っていたぼくは、自然とそういう言葉がでた。
帰りの車内で話しを訊く。彼女は青梅市内のアパートに弟と二人暮らし。両親は、いるのだが、いない。ネグレクトというやつか。(まあそういう歳でもないが……)
複雑な家庭環境のようだった。病院の介護パートをしているが手取りが少なく生活は苦しいという。
薄っぺらい同情心から、「何か食べたいものはあるか」と聞くと、かき氷が食べたいと言った。コメダコーヒーに立ち寄ってかき氷を食す。
「まだ時間があるけど、このあとどうする?」と聞くと「今なら弟いないかも」とのこと。
自宅から少し離れたパーキングに停めて、そこからは二人で並んで歩く。10分ほど歩いてアパートが立ち並ぶエリアがみえてきた。
「ちょっと待っててください」
そう言って早足になった彼女は前方のアパートの前で立ち止まり、階段をタンッタンッと駆け上がって一番手間のドアを開け、スッと中に入っていった。
しばらく待っていると2階の窓のカーテンがスッと開いて、彼女が手招きしているのがみえた。
玄関入ってすぐの通路に壁に無理やり埋め込んだような台所がある。そうして右に一部屋、奥が居間でさらに居間の奥にもう一部屋。そのうちの奥の部屋に通された。
ベッドと電子ピアノ、机、ぬいぐるみがいくつか。狭いが掃除の行き届いた気持ちのいい部屋だった。ベッドに腰掛けるとふんわりと女の匂いが漂った。
男「家に男呼んで大丈夫?」
女「弟、今日はバイトだからまだ帰ってこないよ」
男「いや、こんなにすぐに男を連れ込んで、ってこと」
女「うん……」
ベッドに押し倒すと抵抗しない。
「セックスしてもいいの?」と聞くと「いいよ」とのこと。
狭い室内だ。すぐに二人の汗の匂いと体臭が充満した。
その後、メールを送ってみたが返事はこない。しばらくして彼女は出会い系サイトを退会した。どうしたのだろう? 彼女の自宅は、わかる。直接会いにいって確かめることも可能だ。しかしそれはやめておこう。
東京の郊外にでかけるたびに、彼女のことを思い出す。そして、彼女はいまごろ元気かな、と思う。
今回使ったサイト→ハッピーメール